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ブロバン普及率、KLは110%

記事の概要

マレーシアの高速ブロードバンド世帯普及率でクアランプールが110.6%で首位であることが分かった。一方、全国平均は67.2%、マレー半島北部や東マレーシアでは50%前後で、依然として地域格差が大きいことが浮き彫りとなった。

また、WiFiホットスポットは全国で34,776ヶ所となり、前年より10%増加した。地域別ではクアランプールが6,657ヶ所で首位で、ペナン島の6,036ヶ所、スランゴール州の5,346ヶ所が続いた。

元の記事を読む→ 【2013年12月27日:NNA ASIA

プロパンガス?

元記事のタイトルを見て「プロパンガスの普及率」だと思ったのは僕だけじゃないと思います。笑

今年マレーシアに行った時、クアラルンプールでも地方都市でもホテルでインターネットは普通に使えました。日本の光回線に比べれば遅いですが、メールのやり取りとかサイトの閲覧とかならばまったく問題なく使えます。ただ、WiFiが主流ですので、同じホテルでもルーターから遠い部屋だとつながりにくいといったことは、きっとあるだろうと思いますが。

さて今回の記事、使えそうなデータがいろいろと載っていました。今後使うことがあるかもしれませんので、まとめておこうと思います。マレーシア事情、東南アジアのIT事情などに興味のある方はブックマークしておいて下さい。

ブロードバンドの世帯普及率

まず、マレーシアの地域別ブロードバンドの世帯普及率です。

マレーシアの行政区分
地域普及率全国平均67.2%
クアラルンプール110.6%ラブアン64.6%
プトラジャヤ82.3%パハン州60.7%
ペナン島80.0%トレンガヌ州58.2%
スランゴール州78.7%サバ州54.6%
ヌグリ・スンビラン州74.7%サラワク州54.3%
プルリス州67.6%クダ州53.6%
ジョホール州64.7%ペラ州51.7%
マラッカ州64.6%クランタン州42.6%

上の地図と見比べてもらえればお分かりの通り、首都クアラルンプールとその周辺で普及率が高く、地方に行くほど低くなっております。日本と同じですね。

コンピューター端末の製品別世帯普及率

製品普及率
ノート型パソコン46.3%
デスクトップ型パソコン21.0%
タブレット端末15.3%
スマートフォン35.8%

スマフォが3人に1人ですね。日本は50%ですが、2台持ちで通話は主にガラケーという人も多いですので、純粋なスマフォユーザー比率という意味では、もしかしたら日本と同じくらいなのかもしれません。